夢にみる風景 ― 2006/03/25 01:29
某所で久々に「知の欺瞞」の名前を見て,そういえば日仏会館に訳者の一人の堀先生の講演会に行ったなぁということを思い出しました。
フランス文化講演シリーズ(第182回)「ソーカル事件 ― 思想のスタイルをめぐって」
講師:堀 茂樹(慶應義塾大学助教授)
講演内容はすっかり覚えていませんが^^;(ググってみても見つかりませんでした),そのときの印象は覚えています。
日仏会館はこのときが初めてで,見知らぬ薄暗くなっている道を地図を片手にせっせと歩いていきました。特に並木道のあたりは建物も少なく人がまるっきりいませんでした。
<GoogleMap>
時間からするとぎりぎりのはずなのに少し待った記憶があるのは開始が遅れたからだっと思います。
ホールは広さの割に人もあまり多くなく,堀先生もはきはき話すタイプではなかったので講演会は淡々と進んでいきました。
そして質疑応答もほとんどなくあっさり終わってしまいました。終了後は時間が遅かったことから,さっさと会場から退出させられました。
そんなこんなで,強く心に残る出来事がなく,ただ閑散として薄暗いぼんやりとしていたなぁということだけが印象に残っています。
そして時々『不安の風景』として夢に登場します。
- ぽつんといすに座ってなかなか始まらないなぁと待っていると廻りに人がいないことに気付く。
- 上の階で何かが始まるのを待っていたら,場所が下に変わってしまう。そこから階段で降りていったり,エレベーターで下りてから廊下でホールへ向かう。途中の踊場や廊下の貼紙で日仏会館であることに気付く。
まあ,そのうちに,ああここに居るってことはこれは夢なんだなと気付くという,夢であることの指標のひとつになってしまいました。そして,今ではほとんど登場しません。
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