ITOKの羊頭狗肉

韓リフさまの報告を受けまして本当にノーガード経済論戦はEconomics Lovers Liveに比べて遥かに強いのか調査してみました。

調査はBloginfluence- Rate your influence in the blogosphere - SEO toolにて行いました。

ノーガード経済論戦：52128.8

Economics Lovers Live：4050

確かに圧倒的です。

内訳は下記のようになっています。

Bloglinesではそんなに差がないのにYahoo Webs Linkingは圧倒的に差が出ています。

そんなに見られているのかと思いまして実際に見てみました。
Yahoo.comでのノーガードへのリンクの検索結果

検索結果の上位5つは

1. Hotwired Japan
2. 『iPod』を「自粛」できないマイクロソフト社員たち
3. 佐々木俊尚の「ITジャーナル」
4. 佐々木俊尚の「ITジャーナル」:検察官を翻弄しまくったoffice氏の奮闘
5. iTMSで、どんな楽曲購買してる?

あれ？“『iPod』を「自粛」できないマイクロソフト社員たち”という記事で「ノーガード経済論戦」が引用されているのでしょうか？

本文を読み進めていきますと，最後まで読んでもノーガードという文字は出てきません。本文中のリンクにも“hwj-tanaka”がありません。

おやおや？と思って見回すと，左側の柱に“田中秀臣のノーガード経済論戦”というバナーが。

これを拾ってしまったようです。

とにかくリンクがあればよいということであれば柱に出ているページは全てノーガードへリンクを張っているページになります。

リンク数がぐ～んとアップです。

柱に出ているBLOG・コラムの影響度はどうでしょうか。

• Web2.0的信頼の構築（Matrix）：73841.2
• 高橋靖子の「千駄ヶ谷スタイリスト日記」：53386.8
• 佐々木俊尚の「ITジャーナル」：66439.4

軒並み強いです。これが柱になっていないものになりますと

• 白田秀彰の「インターネットの法と慣習」 :216

ぐっと減ってしまいます（これはブログでRSSの配信がないのでBlogのカウントでの加算がないことも含みますが）。

ところが露出頻度が高い最新記事（Hotwiredはそのコラムへのリンクは最新記事に張られます）になりますと。

• 現実 2.0：7920

と盛り返します。

Webアンケートのようなものも影響度が高くなっています。

• 最近、どこで本買う？　Webvoter：45600

結論としましては，Hotwierd（に限らずポータルサイト）では，実際にはそのページの内容と関係のないところでもリンクが張られるので，影響度はそのサイトのページ数が多ければ多いほど水増しされてしまい，実際の値を判断するのが難しくなります。

ではHotwierdで「ノーガード経済論戦」より影響度の高いページをご紹介いたしましょう。

• よくあるお問い合わせ：60180
• サイトマップ：60350
• プライバシーポリシー：60520

複数のページで互いにリンクを貼りあって検索エンジンをだます手法は確かに影響力がありますので
スラッシュドット ジャパン | サイバーエージェント運営のウェブサイトの一部がGoogleから削除される
ということも必要になるのでしょう。