-増田本関連- 箱男氏のブログの再録22007/10/15 21:23

以下は旧箱男氏のブログのhttp://d.hatena.jp/boxman/20060618.html#p2を箱男氏の了承を得て再録したものである。

再録にあたり若干タグの編集を行っているが基本的にはそのまま掲載している。

■増田悦佐『日本型ヒーローが世界を救う!』(宝島社刊)

 書店でパラパラ見た段階で「また、アメリカンコミックスに対する誤解に満ちた日本マンガ優位論の本か」とうんざりしてそのまま通り過ぎていたのだが、ひょんなことからまともに興味を持って読んでみることにした曰くつきの本。

 とりあえず端的に感想だけをいえば「すごい本」ということになる。

 なにがどう「すごい」かは曰くいいがたいのだが、個人的には「このひと(たぶん)本気だ」という部分に一番衝撃を受けた……なんというか、90年代に岡田斗司夫が「ネタだよ」といいながらやっていたような主張をこのひとはたぶん直球ど真ん中の本気で主張している。

 実際に「トンデモ本」という批判が出てくるのもわかるくらいおかしい(笑える、間違っている両方の意味で)記述も山のようにあるのだが、とりあえず主張が完全に本気なのでまずその迫力に圧倒されてしまう。

 いちおうアメリカンコミックス関連で個人的にもっとも気になったのは以下の記述

 そして、比較的早い時代の、まだアメリカ自体が牧歌的なところを残していた時代に新聞連載が始まったスーパーマンだけは、ロイス・レーンというクラーク・ケントの小生意気な女性記者がサイドキックの役回りを演じている。

(「第1章 アメリカンコミックスはなぜつまらない?」、増田悦佐、『日本型ヒーローが世界を救う!』、宝島社刊、2006年、16ページ)

で、この記述からは著者が新聞のコミックストリップとコミックブックがまったく異なったメディアであることに気付いていないことがはっきりわかる。さらにそれ自体がアメリカではバカにされまくっている子供文化であるサタデーモーニングカートゥーンのコミカライズである『SCOOBY-DOO!』(DC Comics刊)について

 この階層序列のはっきりしたパターンがいかにしぶとく生き延びているかは、連載開始の時期が比較的遅くて、アメリカン・コミックスの世界ではニューウェーブと言ってもよい『スクービー・ドゥー』のようなシリーズを見ても明瞭に読み取れる。

(「第1章 アメリカンコミックスはなぜつまらない?」、増田悦佐、『日本型ヒーローが世界を救う!』、宝島社刊、2006年、16ページ)

といっているのを見れば、大塚英志が「アメリカのマンガ・アニメをディズニーに代表させる」ことを批判し「アメリカのマンガ・アニメの世界になるべく広い網をかけなければ説得力が出てこない」という割りに(でも、ここの部分の大塚への批判自体は著者に同感)アメリカにおけるコミックス、カートゥーンの現状について著者がさほどあかるいわけでもなんでもないことも明白だ。

 ごく一部の読者向けに改めて述べておくとここで話題になっていた「コミックスコード朝鮮戦争起源説」はその意味ではあまり問題ないんじゃないかと思う。ここでも何度か述べたことだが、現在のアメリカでのコミックス研究においてはコミックスコードの導入は50年代のアメリカにおいて全社会的に吹き荒れていたメディア規制の動きを反映したものと理解するのがほぼ常識的な解釈になってきており「朝鮮戦争」だって50年代の「そういう世相」をつくった要素のひとつなのだから、ワーサムひとりを戦犯扱いするよりよほど妥当だともいえる。

 これに関して個人的におかしかったのはむしろ増田が「日本と違ってアメリカの出版社の経営者たちは、立派な知的エリートたちだ」(290ページ)といっている点。

 「知的エリート」って、40、50年代のコミックブック出版者なんてあんなものは実際には半分ヤクザですよ(w

 この時代のエピソードとして私が好きなのはチャールトンコミックスの創業者ふたりが詐欺かなにかでとっつかまっていれられていた留置場で出会って意気投合した、という伝説なのだが、スーパーマンの版元であるDCコミックスにしても、コミックブック草創期の世界を活写したジェラード・ジョーンズのすばらしいノンフィクション『MEN of TOMMORROW』(Basic Books刊)を読むと創業者のハリー・ドネンフェルドがその名声とは裏腹に(もしくは相応に)そうとういかがわしいところのあった人物であることがよくわかる。この辺はたぶん日本の赤本辺りと共通したものがあるのだろうが、増田の記述はその意味でツボに入って個人的に受けた(w

 しかし、そんなことをいいだしたらこの本はまさに「おかしいこと」だらけなのだ。

 たとえば

 世間的にはロリコンと呼ぶ趣味を、マンガ・アニメ業界ではショウタロウを略してショタと呼ぶほど、広く浸透している幼児的魅力のシンボル概念になってしまったのだ。

(「第2章 日本のマンガ・アニメだけが本物の女性ヒーローを生み出した」、増田悦佐、『日本型ヒーローが世界を救う!』、宝島社刊、2006年、74ページ)

という記述などはいったいどういう伝聞経路で話を聞いてどういう誤解の仕方をすればこういう話になるのか自体が私には理解しがたい。

 歌謡曲やジャズ、人類学など自分自身があかるくないジャンルについてはよくわからないが、べつにアメリカンコミックスに限らず日本のアニメ、マンガについてもこの本はこの種の誤解や牽強付会のオンパレードであり、比喩的に言及される大リーグのベーブ・ルースについての記述なども牽強付会としか思えないことから、わからないものについても著者の記述を額面どおり受け取ることはできない。動脈硬化した階級社会としての欧米社会、文化とその社会をコントロールする「知的エリート」たちへの批判もあまりにも(それこそコミックブック的な勧善懲悪の構造へと)戯画化されすぎていて素直には同意できない感じである。

 にもかかわらず、この本の記述にはところどころ妙に鋭い部分がある。

 私が感心したのは、先にも述べたように大塚英志の批判にワーナーの『ルーニートゥーンズ』辺りを持ってくる部分だが、ディズニーに対してハンナバーバラなどのそれこそアメリカの知的な層からバカにされているサタデーモーニングカートゥーンを持ってくるのはじつに正しい選択である(もっとも先に述べたように増田自身はその辺の構図がよくわかってないような気もする)。

 欧米におけるポルノコミックスの存在を指摘する件も割りと感心したが、挙げているものはフランスのコミックスでがっかりした。アメリカのポルノコミックスは大概もっと下品でへたくそである(w そのかわり作家も作品もまったく増田がいうような厚遇などされていない。あくまでもポルノショップでしか買えない地下出版物であり、増田が挙げている例はそれこそ「おフランスのものだからアメリカの知的エリートがありがたがって持ち上げている」例に過ぎない。

 しかし、そのいっぽうで日本マンガがアメリカでいちばんはじめにもっとも違和感なく受け入れられた市場はおそらくポルノコミックス市場であり、じつはアメリカで女性作家が女性として女性のためだけに描くコミックスがはじめて登場したのもポルノコミックスなのではないかと個人的には考えている(アメリカ社会での性的な棲み分けの問題から考えてレズビアンコミックスは女性作家による女性読者のためのものとしか考えられないため。ただ、この辺に関しては本当に資料がまったくない)。その点では増田の指摘は割りと鋭いと思う。

 それに読んでみて私はこのひとがアメリカンコミックスに対して抱いている反感はじつは概ね理解できるし、ある意味正しいとも思ってしまったのだ。

 電話の向こうの声は英語だった。アメリカ本社から自己紹介もそこそこに、切り口上でこんなことを言ってきたのだ。

「アメリカン・コミックスは世界のマンガ市場で30%(ひょっとしたら40%だったかもしれないし、50%だったかもしれない)のシェアをとっているのに、日本市場には全然浸透できていないのよ。非関税障壁があるに違いないから、一体どこにどういう圧力をかければこの障壁をぶち破って、日本中の子供たちが自由にアメリカンコミックスを読めるようになるか、教えてちょうだい」

 いかにもアメリカのキャリアウーマンという高飛車な話しかただ。

「ちょっと、待ってくださいよ。いきなりそんなこと言われても……」

「うちはスーパーヒーローものの最大手、マーヴェルコミックス(これも、実際にはDCコミックスと言っていたのかもしれない。とにかく大昔の話だから、細部があいまいなのは勘弁していただきたい)の版権を抑えているんだから、そうすれば大もうけできるはずよ」と言うのだ。

(「はじめに」、増田悦佐、『日本型ヒーローが世界を救う!』、宝島社刊、2006年、4ページ)

 いや、大もうけなんてできませんて(w

 増田はこのキャリアウーマンに対して日本マンガのすばらしさを説き、当然まったく話が通じないわけだが、これは少しだけマーヴルやDCの日本での代理店活動について見聞きしたことがある私としては「まあ、あるだろうな、こういうことは」と思わざるを得ないエピソードである。

 つまり、単に持ってくれば売れると思っているのだ、アメリカ人は。

 そりゃ、増田ならずとも腹は立つだろう。気持ちはよくわかる。

 この本はその怒りが北米市場での日本マンガの成功によって噴出したものなのだろうし、「ニートは悪くない」とか「ワンフェスやコミケでは版権を自由化すべきだ」といった暴論といわれかねない主張までする著者の主張の一貫性、本気さはすごいとも思うのだが、私は逆に現在の北米での日本マンガの成功は増田が説くような「日本マンガのコンテンツとしての優位性によるもの」という考え方を否定する事例だと思っている。

 私自身、以前「マンガブーム」といういいかたで紹介したし、たぶん今後ますます北米でのマンガ出版に関しては「ブーム」的な報道がなされていくだろうが、私は現在の北米市場におけるマンガはとっくにブームの域を超えたと思っているし、そもそも市場を確保するに至った経緯を見るともともと一過性の流行などではなかったのだと考えている。

 つまり、日本の報道ではほとんど意識されないが、Vizは80年代からアメリカでマンガを売っていたのだ。ならば

「日本のマンガが人類の革新を象徴するほどすばらしいものだったのなら、なぜ80年代にアメリカにいって即売れなかったのか?」

というのはもっと考えられてもいい疑問だろう。

 要するに北米市場での日本マンガの成功は20年かかってさまざまな試行錯誤を経たうえで市場を築いたという「継続は力なり」の実例であり、「日本産コンテンツのソフトパワー」がどうしたとかいう話は基本的にオカルトだ、というのが私の考えである。だから、増田がこの本で主張している階級社会にとらわれない平たい市場、規制のない自由なオタク市場のすばらしさを説きたいなら主張の矛先が間違っているのではないかという気がする。

 むしろ増田はこういうべきではないのか

「アメリカンコミックスを日本で売りたいならちゃんと売れよアメリカ人」

と。

以下は上記のエントリのコメント欄

# 漫棚通信 『お疲れ様です。箱男さんやその周辺のかたがたがなんとか日本に根付かせようとされているアメコミが、いつまでたっても日本では継続的に受け入れられないのは、それを享受しようと待ち構えてるわたしのような読者には残念でしようがありません。個々にはすばらしい作品が存在するのに。一時期のあのフィギュアブームって何だったんでしょ(今もブーム続いてます?)。やっぱアメリカ側のアメコミの売り方が問題だったのでしょうか。』

# tamaki 『今もアメコミヒーローのフィギュアブームが続いているのかは分からないけれども、Quantを数年間読み続けた感想としては細く長くという感じかな。』

# ceena 『『英語で!アニメ・マンガ』ブログのceenaです。わたしのブログに言及してくださって、ありがとうございます。とても励みになります。』

# boxman 『> 漫棚さん
> 箱男さんやその周辺のかたがた
 こういういいかたをするなら、たぶん私のほうが「周辺のひと」ということになると思います。どこにいっても「周辺」にしかいない。
 でもまあ、そういう人間でも見聞きしたことはありますから、『Comic Wars』(Dan Raviv)を読んで90年代マーヴルの内情を知って当時の日本への対応にも「ハカがいった」部分はあったりします。ただ、このエントリでいってるのは、そういう内情的な話ではなく、マーヴルやDCはVizみたいに20年間継続して現地販社を設けてモノを売り続けるなんていう愚直のきわみみたいな企業努力はしてないよね、という以上でも以下でもありません。フィギュアブームに関してはアメリカンコミックスと関係はあるけど、また別な話でしょう。
> ceenaさん
ceenaさんのやられていることは私に限らず誰が見てもすばらしいと感じると思います。ここはもうすぐなくなりますが、私自身は応援してますのでこれからもがんばってください。』

# 韓リフ 『おお、なんといいエントリーだ。マジに、増田本関係で一番参考になりました。やはり達人から生暖かくみると、生殺しになる部分と孵化する部分がはっきりしていいですね。勉強になりました、ありがとうございます。
Comic Warsはさっき、Frank ChoのShannaと一緒に届きました。いま原稿を大量に抱えてますので時間がとれませんが読んでまた感想はブログの方で書きますのでよろしくお願いいたします。
では』

# boxman 『> 韓リフさん
 喜んでいただけたようで幸いです。私としては「日本マンガ優位論」の本は完全に自分の関心の外にあったものなので、そこにそれとは別な意義を見出す、というそちらでの指摘は本当に目から鱗だったわけです。個人的にコミケやワンフェスについて論じた部分などは実際感動的ですらありました(残念ながら実際のコミケやワンフェスが彼がいうほど理想的なものとは思えないのも確かなのですが)。
 ただ、増田氏が主張する自由競争の面でいえば現在のアメリカではマンガブームによってベンチャー的なスタンスで企業としてかっちりした組織をつくりあげた会社がペンギンやランダムハウス、DCなどの大出版社と組んで業績を伸ばしているいっぽう、古くから翻訳出版をおこなってきたファンパブリッシャー的な会社がどんどん淘汰されている現実もあり、今後はこうした実際の事例にも基づいた議論がおこなわれることを希望したいと思います。』

-増田本関連- 箱男氏のブログの再録2007/10/10 00:21

以下は旧箱男氏のブログから箱男氏の了承を得ての再録である。

いわゆる「増田本論争」において話題のひとつであったフレデリック・ワーサムとコミックスコードについて重要な事柄が書かれているので再録させていただいた。

山本弘氏による増田本批判に対しても重要な意味を持つと考える。

 某所で地雷を踏んでかなり困惑したのだが、それは単におかしい話だからべつにいい。

 そこでかなり絶望的な気分にさせられるものを目撃したので、そのことに関連した事柄について私的にメモしておく。

Amy Nyberg『SEAL OF APPROVAL: the history of COMICS CODE』とコミックスコードの影響

 以下に引くのは『SEAL OF APPROVAL: the history of COMICS CODE』のイントロダクションからの引用である。本文ではなく本の最初に収録されている「序文」に書いてあることだ。

 コミックファンダムの歴史家たちのあいだには根強い信仰として「コミックスコードのためにコミック業界はほとんど壊滅状態に陥った」というものがある。そして、この見方はアカデミックな研究者たちのあいだでも受け入れられている。だが、こうした見方は他の、より重要な影響力の存在を隠蔽してしまう。コード策定後の数年間、コミックス業界の売り上げは上昇していた、コードの施行はこの業界の直面した不況に対しては部分的な説明にしかなりえない。まず1950 年代半ばにコミックス業界が直面したのは流通業者の問題だった。彼らにとっての「問題」は「議論の余地のある」コミックスを扱うことへの流通業者からの抵抗より、むしろ当時過半数のコミックブックの流通をおこなっていた「アメリカン・ニュース・カンパニー(American News Company)」が政府の独占禁止法施行を受けて雑誌流通から手を引く決断をしたことのほうだった。アメリカン・ニュース・カンパニーの消滅は多くの出版社から彼らの本を市場へ流通させる手段を奪ってしまった。第二に多くの出版社は単にコミックブックの売り上げ低下からくるごく一般的な経済的苦境に直面してコミックビジネスから離脱している。このセールスの低下は二つの要因によるものだ。その要因の第一はコミックブックへのネガティブなイメージが喧伝されたことだが、第二の要因は子供の余暇時間を巡るテレビとの競争が激化していったことにある。ジェームス・ボウマン(James Baughman)は、その戦後アメリカ社会における既存のマスメディアが受けたテレビ登場の影響分析において、テレビジョンの登場が他のマスメディアを周縁化し、ユーザーのテレビを見る時間「以外」の時間のシェアを巡って競争していくように強要したのだ、と示唆している。だが、ボウマンは特にコミックブックに焦点を当てている訳ではない、彼の分析からはコミックブックがそのステイタスを回復し損ねた理由は抜けており、マスメディアとしてのより全般的な傾向と結びつけられている程度だ。その点でコミックブック出版社の緊急行動は彼ら自身の市場での在り方を立証するかのように、新聞社、出版社、映画製作会社、ラジオネットワークの同じような事態の際の行動を繰り返しただけのものだった。

 だが、ウィリアム・ゲインズ(William Gaines)のE.C.コミックスのような会社がこの新基準の犠牲になったことは確かである。実際ほとんどのファン歴史家はE.C.コミックスの消滅をコードの影響の例としてあげる。しかし、ゲインズに起こったことは典型例というより、むしろ例外なのではないか。多くの出版社がそれでも新タイトルを出し続け、ようやく10年後にコミックスの「シルバーエイジ」をもたらすスーパーヒーローの再登場によってコミック業界はそれまでの数年間に失った領地を少しは回復することになる。ゲインズのコミックスはこの時期から新しい世代のファンに対して再版されるようになり、今日ではE.C.コミックスはそのアートワークとストーリーテリングの両面で特別な尊敬を勝ち得ている。コミックブックの「聖典」があるとすれば、そのリストの筆頭に上がるのはE.C.コミックスだろう。この1950年代のE.C.コミックスに対する敬意の存在が、ゲインズの会社の消滅とこの時期の業界全体の破滅が同一視されることを理解する助けになってくれる。コードがこのメディアのクリエイティブなアウトプットに与えた影響とコミックブック出版自体に与えた影響とを切り離して考えることが重要だ。「コミックスコードがコミックブックのクリエイティブな発展に悪影響をもたらした」とは論じられても、「コミックスコードがコミックブック出版にほとんど壊滅的な打撃を与えた」という意見を支持するのは難しい。

(「Introduction」、Amy Kiste Nyberg、『SEAL OF APPROVAL: the history of COMICS CODE』、University Press of Mississippi刊、X~Xii)

 序文にはっきりとこのような作者の考えが明記されている本を引き合いに出して、それがさも「コミックスコードの影響でアメリカのコミックス市場は50年代に壊滅的な打撃を受けた」ことの根拠になるかのように主張することができるのは、「私の考え」ではそのように主張する人物がこの本を実際には読んでいない、もしくはどうせ誰も読まないだろうと考えて作者の意図を無視してはったりをかましている場合のみである。

 またコードの導入とフレデリック・ワーサムの関係についてもナイバーグはこれも「序文」で以下のように述べている。

 この子供文化への汚染に対する警鐘は継続的な公共的反響を呼び起こすには至らなかった。コミックブックの「問題」が公的な議論の柤上に上るのは、それらの子供文化をコントロールしようとする試みのあと、伝統的に公衆道徳の基準を形成してきた教会と市民グループが共同で大手メディアの注意を喚起し得るようになってからのことだ。アンチコミックスキャンペーンが成功した大きな要素のひとつはコミックブックを読むことを少年非行の問題と結びつけた点にある、この問題は社会による子供のコントロールが失われたことを改めて提起するものだった。戦後のアンチコミックスキャンペーンに先行するこうした動きを理解したとき、議論の力点が教育と道徳の問題から法と秩序の問題へと遷移した理由がはじめてクリアーになる。「社会による子供の管理」という原理主義的な信念に基づいて考えた場合、それらは同じものでなければならないからだ。この議論の遷移に際して重要な推進力となったのが、心理学者フレドリック・ワーサム(Fredric Wertham)のような専門家による警告だった。特にワーサムのアンチコミックス・クルセイドはメディアの関心を集め、コミックブックを子供を害するものだと考える人々に理論的な枠組みを与えた点で重要な役割を果たした。

 本書において、私はコミックスへの攻撃がどのようにおこなわれたかを調査した。ローカルレベルでは市民、宗教団体がコミックブックに自分たちの基準を押し付け、そのコミュニティーの小売業者に圧力をかけていた。これらのグループには法的な拘束力はなかったが、自分たちがふさわしくないと考えるコミックブックを小売店の棚から排除するために不買運動を展開し、経済的に脅迫した。こうした「良識的な」運動は「アメリカ・カソリック教会良書普及委員会(Cathoric Church's National Office of Decent Literature)」や「シンシナティコミックス評価委員会(CincinatiCommittee for the Evaluation of Comics)」といった団体が発表し、「ペアレンツマガジン(Parent's Magazine)」に掲載された評価リストによって支えられていた。こうした運動は州の政治家たちの注意を引きつけ、やがて国家レベルにまで拡大する。第二次世界大戦後の数年、いくつかの州でこの問題を研究し、好ましくないコミックブックを抑制することを狙いとした法律制定推進するための立法検討委員会が設立されている。国家レベルでは、上院少年非行問題調査委員会にコミックブック問題の調査が持ち込まれ、非行問題とマスメディアとの因果関係の研究が着手された。

 この上院での公聴会の重要参考人であり、アンチコミックス運動のリーダーだったのがワーサムである。彼はコミックブックは有害であり、16歳以下の子供へのコミックブック販売を規制すべきであるという立場をとっていた。しかし、ワーサムの主張は彼が主張したとしてしばしば非難される意見、「コミックブックを読む行為と少年非行の間に直接的な因果関係が存在する」のような単純なものではなく、はるかに複雑なものである。彼の信ずるところによれば、少年非行の問題は社会全体が「暴力崇拝」に陥っている事実に起因するのであり、コミックブックの存在はその表面化のひとつに過ぎない。彼は有害なコミックブックの排斥が少年非行の直接的な解決につながらないことを認識していたが、いっぽうでまたこうした動きが社会を改善するための第一歩になるとも信じていた。

 これまで多くのメディア論研究者は、ワーサムの活動を「メディア現象に対する初期の垢抜けない社会学的研究の一例」であるとしてその価値を軽視してきた。また、現代の社会学者は彼の科学的方法論の欠如と結論を導きだすにあたってのデータ提示の不備を批判してもいる。私はこうしたワーサムの「道を踏み誤ったメディア論の先駆者」というイメージこそ誤ったものだと主張したい。実際にワーサムはメディア現象の社会学的研究の出現を攻撃し、自らの研究は「マスメディアの多元的学問研究(multidisciplinary study of mass media)」と呼んでいる。彼は自分のアプローチは「臨床医療的な方法論」によるものだと信じていた。彼は詳細な症例記録と看護、予後治療、そういう方法こそが長期的なメディア研究の唯一の正しい方法だと考えていたのである。

 ワーサムの努力にもかかわらず、上院小委員会はコミックブック問題に対し法的な「治療計画」を策定せず、そのかわり業界自身が警察の役割を演ずるよう求めた。1954年10月のコミックスコード策定は多くの検閲を求める団体を安堵させ、業界側の政府による規制に対する恐れをも沈静させた。このときコミックブック業界が自主規制コードのモデルとしたのが他のマスメディアで既に採択されている同種のコード類だった。映画に対する多くの批判がコミックブックに対してほとんど同語反復的に繰り返されていた。コミック出版社にとって映画業界はあらかじめ用意された同型車のようなものだった。このためコミックスコードは1930年代に制定されたフィルムプロダクションコードの焼き直し以外の何ものでもなくなっている。コミックスコードは「クライム」と「ホラー」に関する規定に多くの紙幅を費やしている。このふたつのトピックスは特に大衆の怒りを出版社の頭上に振り向けたものだ。コードはクライムコミックスに関しては厳密なガイドラインに従ったものであれば新作の出版を許しているが、ホラーコミックスの出版は禁じている。しかし出版社は非行よりその道徳面に対して不満を漏らすグループからの批判の声にも応え、「言葉」、「コスチューム」、「家庭描写」などの項目をフィルムプロダクションコードの同種の項目をお手本として追加している。

(「Introduction」、Amy Kiste Nyberg、『SEAL OF APPROVAL: the history of COMICS CODE』、University Press of Mississippi刊、Viii~X)

 たしかにワーサムはアンチコミックスキャンペーンのリーダーだったわけだが、ここでのナイバーグの記述が示唆するのは、彼のおこなったキャンペーンはあくまでも全米各地で自然発生的に起きていた「子供文化」への抑圧を求める動きを結果的に代表することになった、という見方であり、この「子供文化をコントロールする動き」がどのように生じていったかがこの本の最初の2章では詳しく検討されている。

 より重要なのはこの記述からはナイバーグがこの本のワーサムに関する論述で意図したものは彼の「研究者としての業績の再評価」だということがあきらかにわかる点だ。この点は『Pulp Demons』(Fairleigh Dickinson University Press刊)所収の論文「The Sad Case of the Unhappy Humanist」(Martin Barker)や最近刊行されたワーサムの評伝『FREDERIC WERTHAM AND THE CRITIQUE OF MASS CULTURE』(Bart Beaty、University Press of Mississippi刊)などの一種のワーサム再評価の動きにおいても共有されているものだろう。

 中でもナイバーグの研究を批判的に継承した『FREDERIC WERTHAM AND THE CRITIQUE OF MASS CULTURE』では晩年のワーサムがファンカルチャーに対して擁護的な立場に立っており『the Comics Journal』誌のゲイリー・グロスをはじめ多くのコミックスファンたちからのインタビューの求めにむしろ積極的に応じていた事実が紹介されていて、読んでいるとごく最近までアメリカのコミックスファンダムにおいてワーサムを「単なるキチガイ博士」、「コミックスコードの元凶」としてこと足れリとしてきたのは「そのほうが彼らにとって都合がよかったからではないか」というあらぬ疑いすらわいてくる始末だ。

 したがって、こうした記述を「序文」においてすでにおこなっているこの本を「ワーサムとその著作がコミックスコードの直接的な原因だ」という主張の根拠になりうるかのように発言できるのはこれも「私の考え」では実際には本を読んでいないか、作者の意図を無視して恣意的にはったりとして書名を利用している場合のみである。

 だいたいワーサムが証言した公聴会そのものがどういうものだったかはネット上にもその中間報告書が存在し、『THE WORLD ENCYCLOPEDIA OF COMICS』(Maurice Horn編、CHELSEA HOUSE刊)にはその速記録が収録されており、かなり容易に一次資料に当ることができる。

 仮にワーサム戦犯説をとるにしてもこれらにおけるワーサム自身の発言や件のアンチコミックスクルセイドを引き起こしたとされるワーサムの著作『Seduction of Innocent』の記述に準拠して発言すべきであり、あきらかに作者の意図に反する文脈であの研究書の題名をちらつかせるのは単に不誠実であり、有体にいえば嘘である。

「失敗者」という自意識

以上に書いたことと一見無関係で、たぶん実際にも関係ないと思われるくだらない自分語りだが、私は自分のことを「失敗者」だと見做している。

これはべつに世俗的な「成功/失敗」の話ではなく、もっと単純にある物事をおこなおうとして果たしそこなったひと、というごく単純な意味合いでの「失敗者」なのだが(世俗的な意味でもたぶん失敗者だろうが、そのことは本当にどうでもいい)、私にとっては90年代の日本におけるいわゆるアメリカンコミックスブームは完全な失敗、挫折の経験としてのみある。

読者やファンがどう感じたかとは無関係に、紹介者になることを意図していた人間が日本マンガに欠落している翻訳部門としてアメリカンコミックスの安定した市場を形成できなかった以上、なにをどういい繕おうとそこにはけっきょく「失敗」しかない。

99年以降の私はじつはその「失敗」のツケをどう払おうかということ以外はあんまり考えていないし執着も持っていない。

現在では私はその失敗の原因が「閉鎖したマニア市場に自閉する方向に一直線に向かっていた」当時のアメリカンコミックスのあり方をその閉鎖したマニア市場としての性格を込みで輸入しようとしたことだったんじゃないかと感じているが、このように考えるに至ったのはアメリカのダイレクトマーケットの仕組みとその性格についてかなり詳しい知識を得てからのことであり、こうした情報を知ってからはアメリカのコミックスブーム期を単純に「いい時代」、市場が拡大していた時代とは思えなくなっている。

以前、発行部数に対するダイレクトマーケット占有率の推移からコミックスブームが行き詰っていった経緯を検討したが、現在の私は作品的にも単に事実としてあの時代にはひたすら内容の「類型化」が進行していたのであって(それが「Grim & Gritty」という言葉の意味するものだ)、コミックスブームが行き詰っていったのは当然の帰結だと考えている。スコット・マクラウドも『ReInventing Comics』(DC Comics刊)で指摘しているようにそのことを認めないことは「失敗からなにも学ばない」ことになる。

私がアメリカのコミックス研究書を発作的に集めはじめたのはちょうど「自分たちは失敗した」という明確な自覚を持った99年頃からのことで、それは文字通り「発作的」なものだった。なにしろそれまであまり買ってこなかった活字系の資料をアマゾンなどを通じて盲買いしたため、最初のうちは文脈もなにもわからないずキーワードサーチで引っかかったものをとにかく買っていた、当然実際届いた本を見てさらに途方に暮れることになる。

当時も現在も私の英語力なんてたいしたものじゃないので、いきなり研究書なんか読もうとしても全然読めなかったのだ。仕方がないので、繰り返し繰り返し辞書を引きながら同じ箇所を意味がわかるまで何度も読むことになる。最初のうちは本の文脈も読めないので、どーでもいい要らない本もけっこう買った。

私がネット上で資料の紹介や翻訳をやろうと思ったのは、そんな酔狂なひとがいるかいないかはわからないが、他のひとが似たようなことをやろうとした際にこうした無駄な試行錯誤を減らせるといいと考えたからだ。その「発作」発病後の私のアメリカンコミックスに関する仕事は基本的にそういう発想でなされている。

そして、やればやるほど強く思うのは「こんなことは誰も必要としてないんじゃないか」という絶望的な感覚である。

だからといって、私は大塚英志じゃないので「アメコミブームは不良債権化した」とか啖呵切る気はないし、自分の「失敗」という感覚を他人に押し付けようとも思わない。だが、それでもやっぱり自分と同期のひとたちが「失敗なんかしていない」と叫んでいるのを見せられると思わず顔を背けたくなってしまう。

もう駄目なのかもしれない。

以下は上記のエントリのコメント欄

# 第三者 『論破されると議論する気がないと逃げといて
相手がいないところで陰口かい。
議論したくないならしたくないでいいでしょうし
無駄な議論ならするだけ無駄なのは事実です。
しかしならば潔く黙るべきでしょう。
見苦しい。』

# boxman 『たぶん、あなたはまったく私がなにをいっているか理解されてないと思いますよ。なんなら田中さんにトラックバック打ってもいいですが?』

# boxman 『はい打ちましたよ、コレでいいですか? こんな自分とあまり関係のないエントリでトラックバック飛ばされても田中先生も困惑なさるかも知れませんが。』

# 韓リフ 『TBは来てないですが、ITOKさんにmixiでこの新規エントリーを教えてもらったので気が付いてましたよ。それとだめですよ、このナイバーグネタとワーサムネタをいま公開しちゃあ。僕の学習がある程度(基本的なアメコミ本や研究書をこなしてから)までいった段階でこれをネタに使徒さんたちに「おまんら読んでもないの人様の本の内容歪曲すな!」と啖呵きる予定だったんですから。秘めてた楽しみが減りましたw。

それと

<そして、やればやるほど強く思うのは「こんなことは誰も必要としてないんじゃないか」という絶望的な感覚である。>

氏ぬな、活きろw』

# boxman 『あ、おかしいなあ。手動で送ったんですが? 田中先生(でいいんですよね?)、いやもう一見して完璧に絶望的な気持ちになったので山形さんがなにを煽ろうがはっきりどうでもよくなりました(w やっとさっきzeroesさんがどうこうって話を発見して読みましたが、アレは田中先生の解釈が正しいんじゃないでしょうか。私の癖というか欠点として市場の話と文化の話を割りと混同してやっちゃうトコがあるんで。ご指摘のとおりあのエントリ自体割りと流して書いたものですし。
> 氏ぬな、活きろ
いや、でも死にたくもなりますよ、ホント。』

# ITOK 『はじめまして,ITOKと申します。 コメントを歓迎なさっていないご様子なので差し控えておりました。 上記“韓リフ”は田中先生が使っていらっしゃるHNなので,田中先生で間違いありません(その他,“韓流好きのリフレ派”も用いていらっしゃいます)。

逆説的な言い方になりますが,絶望的な状況があるからこそ,箱男さんの活動が必要とされるのではないかと思います。
ということで,死んでもらっては困りますw
これからも,ご活躍ください。』

# 堺三保 『面目ない。
確かに序文読んでなかったし、本文も自身のアメコミ史観に引きずられて読んでしまっていましたよ。Comiies, Cowboys, and Jungle Queensの記述と記憶がゴッチャになってた部分も大いにあるし。 もっと精進します。
ただ、増田本の主張とも田中氏の理論ともズレてることは確かなんですが。
いや、そうはいっても、トンだトンチキで申し訳ない。

あと、増田本は明確なアンチ大塚本なんで、そのへんをどう読むか、小田切さんの感想を聞いてみたい気もします。

最後にもう一つ。
いや、「責任感じろ」って、わたしや海法くんに怒ってるらしいのはわかりますけど、「失敗してない」なんてことは言ってないですから。

ただ、「甘い」と言われるかもしれないけど、そんなに暗く突きつめて考えない方がいいと思います。
高橋良平さんによれば、日本におけるアメコミ輸入の目論見は戦後6回行われてことごとく潰えているわけだけど、逆に言えば失敗しても失敗しても、また次のアクションが続いてきたってことだし、アメリカ本国でのアメコミ出版だって、この10年ちょっとの大々的な後退のあとに、再興がまたあるかもしれないじゃないですか。
メディア展開はうまくまわってんだし。

それに、わたしなんかは見るのがイヤで、9.11以降、一時期アメコミから目を逸らしちゃったわけだけど、その部分についてしっかり特集した「アメコミ最前線」とか、小田切さんが良い仕事してるのは、見てる人はちゃんと見てると思いますよ。』

# boxman 『> ITOKさん
べつにコメントを歓迎していないわけではなく、ウェブでの「議論」みたいなものを信じてないだけですので、なにか書きたいことがあれば書いてもらってかまいませんよ。見ればわかりますが、私は無内容な罵倒すら消しません(SPAMは消します)。情報提供ならむしろ積極的に歓迎します。
> 堺さん
私はべつに怒ってません。ただ、死にたくなっただけです(w こういうエントリは書くのにものすごく手間がかかるんで、田中先生のコメントも参照して気をつけてもらえると助かります。とりあえず「「序文」は読んでなかった」という言い訳は本文でナイバーグがこういうことを主張してないようにも読めてしまうんでやめましょうよ。
それと、アメリカではコミックスは現在スーパーヒーローコミックスも含めはっきり隆盛していますし、それはたぶん僕らが90年代にほとんど無視していたスモールプレスエキスポ組や日本マンガ/アニメの影響を受けたグループの活動と努力が遠因です。 現在私は「80~90年代のコミックスブーム自体が袋小路だった」という考え方を取っていますが、たぶんこれは日本のアメコミファンからはあまり歓迎されない見方だろうし、堺さんだって首肯しがたいんじゃないですか? ただ、僕としては堺さんに考えてもらいたいのはそこだけなんですね、「現実を見ましょうよ」っていう。』

# 債鬼 『研究なんてのは、後世の誰か一人の役に立つだけでも上等なので、
そのまま死ぬまで続けてください。』

# 猫男 『>見ればわかりますが、私は無内容な罵倒すら消しません
てめーが無内容な罵倒しか書いてないんだから当たり前ですって。。w』

Wii購入2007/04/08 23:25

通りがかったら売ってたいのでWiiを買いました。同時購入は『Wiiスポーツ』と『ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス 』。

そろそろ余り始めたのかと思いましたら,今日には完売になってましたのでまだまだ人気のようです。

センサーバー(リモコンの受信機,テレビの上か下かにつける)は,両面テープで直付けも出来ますが,移動などを考えてとりあえず付属の専用スタンドを使ってテレビの上に置きました。電源やAV出力のケーブルをつないだらセッティング完了。ケーブルは全部長めです(PSは短くて当時騙されたという気になりました^_^;)。

電源を入れたら,リモコンを動かしてセッティング。
操作はすぐに慣れました。

とりあえずWiiスポーツで遊んでみました。

練習モードがあったのでテニスとボウリングでやってみました。

テニス
みなさんそうだと思いますが,自分が振って球を打ち返せるのは新鮮です。ただ1試合をこなすと腕が疲れそう。移動方法は直感では分からず^_^;。マニュアルを読むことにします。
ボウリング
おーっ!フックする。角度調整は人間より楽^^。タイミングが悪いときちんと(?)ロフト・ボールになります。

とりあえず,今のところは面白いです。腕は疲れそうですが^_^;

国立国会図書館にある日本語版海外コミックスリスト2007/03/20 01:14

概要

田中先生のブログの2007年3月19日付けのエントリ「麻生太郎外相は国会図書館でローゼンメイデンを読めるのか?」において,国立国会図書館の日本語版アメコミの収蔵に ないものが多いとのご指摘がありました。

そこで,国立国会図書館の蔵書検索・申込システムを用いて日本語版の海外コミックスのリストを作成してみました。

思いつく単語を入れての検索ですので落ちがあるのはご容赦を。

方法

  1. 書誌検索一般にて「分類記号」に“/726”を入力
  2. タイトル・著者・出版者などに適当に言葉を入れる

結果

国立国会図書館の検索結果はセッションIDが付いているため検索したPCのそのセッションでしか使用できず,リンクを貼っても検索結果の表示が出来ないため,作品名のリストにしました。

検索すれば見つかります。

また出版者別と作品別で一部重複もあります。

Jive American comicsシリーズ)

  • DC vsマーヴル. -- ジャイブ, 2003.12. -- (Jive American comicsシリーズ)
  • JLAリバティ&ジャスティス / Paul Dini[他]. -- ジャイブ, 2005.2. -- (Jive American comicsシリーズ)
  • アストロシティ:コンフェッション / Kurt Busiek[他]. -- ジャイブ, 2005.4. -- (Jive American comicsシリーズ)
  • アストロシティ:ライフ・イン・ザ・ビッグシティ / Kurt Busiek[他]. -- ジャイブ, 2005.2. -- (Jive American comicsシリーズ)
  • アマルガムコミックス. -- ジャイブ, 2003.12. -- (Jive American comicsシリーズ)
  • シン・シティ:ハード・グッドバイ / Frank Miller[他]. -- ジャイブ, 2005.9. -- (Jive American comicsシリーズ)
  • シン・シティ:ビッグ・ファット・キル / Frank Miller[他]. -- ジャイブ, 2006.5. -- (Jive American comicsシリーズ)
  • スーパーマン:フォー・トゥモロー. v.1 / Brian Azzarello[他]. -- ジャイブ, 2006.6. -- (Jive American comicsシリーズ)
  • スーパーマン:フォー・トゥモロー. v.2 / Brian Azzarello[他]. -- ジャイブ, 2006.7. -- (Jive American comicsシリーズ)
  • トランスフォーマーG1. v.1. -- ジャイブ, 2003.12. -- (Jive American comicsシリーズ)
  • トランスフォーマーG1. v.2. -- ジャイブ, 2004.8. -- (Jive American comicsシリーズ)
  • トランスフォーマーアルマダ. v.1. -- ジャイブ, 2003.12. -- (Jive American comicsシリーズ)
  • トランスフォーマーアルマダ. v.2. -- ジャイブ, 2004.2. -- (Jive American comicsシリーズ)
  • トランスフォーマーアルマダ. v.3. -- ジャイブ, 2004.12. -- (Jive American comicsシリーズ)
  • トランスフォーマーウォー・ウィズィン. v.1. -- ジャイブ, 2004.4. -- (Jive American comicsシリーズ)
  • バットマンHush. v.1. -- ジャイブ, 2004.5. -- (Jive American comicsシリーズ)
  • バットマンHush. v.2. -- ジャイブ, 2004.7. -- (Jive American comicsシリーズ)
  • バットマン:イヤーワン / Frank Miller[他]. -- ジャイブ, 2005.6. -- (Jive American comicsシリーズ)
  • バットマン:ダークナイト・ストライクス・アゲイン / Frank Miller[他]. -- ジャイブ, 2005.6. -- (Jive American comicsシリーズ)
  • バットマン:テイルズ・オブ・デーモン / Dennis O'Neil[他]. -- ジャイブ, 2005.6. -- (Jive American comicsシリーズ)
  • バットマン:ハーレイ&アイビー / Paul Dini[他]. -- ジャイブ, 2005.3. -- (Jive American comicsシリーズ)
  • バッドマン:キリングジョーク / アラン・ムーア. -- ジャイブ, 2004.3. -- (Jive American comicsシリーズ)
  • ヘルボーイ:人外魔境 / Mike Mignola[他]. -- ジャイブ, 2006.5. -- (Jive American comicsシリーズ)
  • ヘルボーイ:妖蛆召喚 / Mike Mignola[他]. -- ジャイブ, 2004.11. -- (Jive American comicsシリーズ)
  • リーグ・オブ・エクストラオーディナリー・ジェントルメン. v.1 / [アラン・ムーア]. -- ジャイブ, 2004.3. -- (Jive American comicsシリーズ)
  • リーグ・オブ・エクストラオーディナリー・ジェントルメン. v.2 / [アラン・ムーア]. -- ジャイブ, 2004.11. -- (Jive American comicsシリーズ)

アメコミ新潮

  • X-men. 1. -- 新潮社, 2003.4. -- (アメコミ新潮)
  • X-men. 2. -- 新潮社, 2003.4. -- (アメコミ新潮)
  • X-men. 3. -- 新潮社, 2003.6. -- (アメコミ新潮)
  • X-men. 4. -- 新潮社, 2003.6. -- (アメコミ新潮)
  • X-men. 5. -- 新潮社, 2003.8. -- (アメコミ新潮)
  • X-men. 6. -- 新潮社, 2003.8. -- (アメコミ新潮)
  • X-men. 7. -- 新潮社, 2003.11. -- (アメコミ新潮)
  • X-men. 8. -- 新潮社, 2003.11. -- (アメコミ新潮)
  • X-men. 9. -- 新潮社, 2004.2. -- (アメコミ新潮)
  • X-men. 10. -- 新潮社, 2004.4. -- (アメコミ新潮)
  • X-men. 11. -- 新潮社, 2004.4. -- (アメコミ新潮)
  • アンキャニーX-men / Kia Asamiya. -- 新潮社, 2003.9. -- (アメコミ新潮)
  • スパイダーマン. 1. -- 新潮社, 2003.5. -- (アメコミ新潮)
  • スパイダーマン. 2. -- 新潮社, 2003.5. -- (アメコミ新潮)
  • スパイダーマン. 3. -- 新潮社, 2003.7. -- (アメコミ新潮)
  • スパイダーマン. 4. -- 新潮社, 2003.7. -- (アメコミ新潮)
  • スパイダーマン. 5. -- 新潮社, 2003.10. -- (アメコミ新潮)
  • スパイダーマン. 6. -- 新潮社, 2003.10. -- (アメコミ新潮)
  • スパイダーマン. 7. -- 新潮社, 2004.1. -- (アメコミ新潮)
  • スパイダーマン. 8. -- 新潮社, 2004.1. -- (アメコミ新潮)
  • スパイダーマン. 9. -- 新潮社, 2004.3. -- (アメコミ新潮)
  • スパイダーマン. 10. -- 新潮社, 2004.5. -- (アメコミ新潮)
  • スパイダーマン. 11. -- 新潮社, 2004.5. -- (アメコミ新潮)

Dengeki American comics

  • スポーン日本語版. 1 / Todd McFarlane Productions,Inc.[他]. -- メディアワークス, 1996.1. -- (Dengeki American comics)
  • スポーン日本語版. 2 / Todd McFarlane Productions,Inc.[他]. -- メディアワークス, 1996.3. -- (Dengeki American comics)
  • スポーン日本語版. 3 / Todd McFarlane Productions,Inc.[他]. -- メディアワークス, 1996.5. -- (Dengeki American comics)
  • スポーン日本語版. 4 / Todd McFarlane Productions,Inc.[他]. -- メディアワークス, 1996.8. -- (Dengeki American comics)
  • スポーン日本語版. 5 / Todd McFarlane Productions,Inc.[他]. -- メディアワークス, 1996.11. -- (Dengeki American comics)
  • スポーン日本語版. 6 / Todd McFarlane Productions,Inc.[他]. -- メディアワークス, 1997.1. -- (Dengeki American comics)
  • スポーン日本語版. 7 / Todd McFarlane Productions,Inc.[他]. -- メディアワークス, 1997.3. -- (Dengeki American comics)
  • スポーン日本語版. 8 / Todd McFarlane Productions,Inc.[他]. -- メディアワークス, 1997.5. -- (Dengeki American comics)
  • スポーン日本語版. 9 / Todd McFarlane Productions,Inc.[他]. -- メディアワークス, 1997.7. -- (Dengeki American comics)
  • アンジェラ日本語版 / Todd McFarlane Productions,Inc.[他]. -- メディアワークス, 1996.12. -- (Dengeki American comics)
  • バイオレーター日本語版 / Todd McFarlane Productions,Inc.[他]. -- メディアワークス, 1997.6. -- (Dengeki American comics)

Europe best comic

  • 風の漂流者 / フランソワ・ブルジョン[他]. -- 講談社, 1986.4. -- (Europe best comic)
  • 謎の生命体アンカル / メビウス[他]. -- 講談社, 1986.4. -- (Europe best comic)
  • ランゼロックス / ガエタノ・リベラトーレ[他]. -- 講談社, 1986.4. -- (Europe best comic)

小学館プロダクション

  • Batman black and white. -- 小学館プロダクション, 1999.6. -- (Super comics)
  • Batman black and white. v.2. -- 小学館プロダクション, 2003.7. -- (Super comics ; no.13)
  • スター・ウォーズエピソード2クローンの攻撃. -- 小学館プロダクション, 2002.7. -- (スターウォーズ・コミックス ; 11)
  • ヒストリー・オブ・バイオレンス / ジョン・ワグナー[他]. -- 小学館プロダクション, 2006.3
  • Vフォー・ヴェンデッタ / アラン・ムーア[他]. -- 小学館プロダクション, 2006.5
  • スパイダーマンパーフェクト・ガイド / トム・デファルコ[他]. -- 小学館プロダクション, 2002.5. -- (Shopro world comics)
  • X-メンパーフェクト・ガイド / ピーター・サンダースン[他]. -- 小学館プロダクション, 2003.5. -- (Shopro world comics)
  • バットマンパーフェクト・ガイド / スコット・ビーティ[他]. -- 小学館プロダクション, 2005.6. -- (Shopro world comics)
  • スーパーマンパーフェクト・ガイド / ジェリー・シーゲル,ジョー・シャスター[他]. -- 小学館プロダクション, 2006.8. -- (Shopro world comics)
  • Yellow / 陳淑芬,平凡[他]. -- 小学館プロダクション, 2000.2
  • White / 陳淑芬,平凡[他]. -- 小学館プロダクション, 2001.1
  • The library / 陳淑芬,平凡. -- 小学館プロダクション, 2002.5
  • 紅色 / 陳淑芬,平凡[他]. -- 小学館プロダクション, 2003.4. -- (ShoPro art & monologue book)
  • 藍色 / 陳淑芬,平凡[他]. -- 小学館プロダクション, 2003.4. -- (ShoPro art & monologue book)
  • 藍調 / 陳淑芬,平凡[他]. -- 小学館プロダクション, 2003.10
  • スイート・デイズ / 陳淑芬,平凡. -- 小学館プロダクション, 2004.12. -- (陳淑芬+平凡自撰画集 ; 2)
  • メッセージ / 陳淑芬[他]. -- 小学館プロダクション, 2006.5. -- (ShoPro art & monologue book)
  • 恋愛・品切中 / 平凡. -- 小学館プロダクション, 2006.5. -- (ShoPro art & monologue book)

中央公論社

  • バットマン / J.オードウェイ[他]. -- 中央公論社, 1989.11
  • バットマンリターンズ / S.アーウィン,J.L.ガルシア=ロペス[他]. -- 中央公論社, 1992.7. -- (ワーナー映画公式原作コミック)
  • スーパーマンの最期 / モンキー・パンチ(監訳). -- 中央公論社, 1993.4. -- (中公アメリカン・コミックス)

TOKYOPOP

  • マダガスカル. -- Tokyopop, 2005.8. -- (Cine-manga)
  • スター・ウォーズエピソード5帝国の逆襲 / ジョージ・ルーカス[他]. -- Tokyopop, 2005.7
  • スター・ウォーズエピソード6ジェダイの帰還 / ジョージ・ルーカス[他]. -- Tokyopop, 2005.7
  • スター・ウォーズエピソード4新たなる希望 / ジョージ・ルーカス. -- Tokyopop, 2005.7
  • スター・ウォーズ×マンガ. 銀. -- Tokyopop, 2005.12
  • スター・ウォーズ×マンガ. 黒. -- Tokyopop, 2005.12
  • スター・ウォーズエピソード3シスの復讐 / ジョージ・ルーカス. -- Tokyopop, 2005.12. -- (Cine-manga)
  • スター・ウォーズエピソード2クローンの攻撃 / ジョージ・ルーカス. -- Tokyopop, 2005.12. -- (Cine-manga)
  • スター・ウォーズエピソード1ファントム・メナス / ジョージ・ルーカス. -- Tokyopop, 2005.12. -- (Cine-manga)

タンタンの冒険

  • ふしぎな流れ星 / エルジェ[他]. -- 福音館書店, 1983.4. -- (タンタンの冒険旅行)
  • なぞのユニコーン号 / エルジェ[他]. -- 福音館書店, 1983.10. -- (タンタンの冒険旅行)
  • レッド・ラッカムの宝 / エルジェ[他]. -- 福音館書店, 1983.10. -- (タンタンの冒険旅行)
  • タンタンチベットをゆく / エルジェ[他]. -- 福音館書店, 1983.11. -- (タンタンの冒険旅行)
  • 黒い島のひみつ / エルジェ[他]. -- 福音館書店, 1983.4. -- (タンタンの冒険旅行)
  • 太陽の神殿 / エルジェ[他]. -- 福音館書店, 1985.10. -- (タンタンの冒険旅行)
  • ななつの水晶球 / エルジェ[他]. -- 福音館書店, 1985.10. -- (タンタンの冒険旅行)
  • ファラオの葉巻 / エルジェ[他]. -- 福音館書店, 1987.3. -- (タンタンの冒険旅行)
  • 燃える水の国 / エルジェ[他]. -- 福音館書店, 1988.12. -- (タンタンの冒険旅行)
  • カスタフィオーレ夫人の宝石 / エルジェ[他]. -- 福音館書店, 1988.4. -- (タンタンの冒険旅行)
  • 紅海のサメ / エルジェ[他]. -- 福音館書店, 1989.12. -- (タンタンの冒険旅行)
  • 月世界探険 / エルジェ[他]. -- 福音館書店, 1991.7. -- (タンタンの冒険旅行 ; 13)
  • めざすは月 / エルジェ[他]. -- 福音館書店, 1991.4. -- (タンタンの冒険旅行 ; 12)
  • 青い蓮 / エルジェ[他]. -- 福音館書店, 1993.5. -- (タンタンの冒険旅行 ; 14)
  • ビーカー教授事件 / エルジェ[他]. -- 福音館書店, 1995.3. -- (タンタンの冒険旅行 ; 15)
  • かけた耳 / エルジェ[他]. -- 福音館書店, 1998.9. -- (タンタンの冒険旅行 ; 16)
  • オトカル王の杖 / エルジェ[他]. -- 福音館書店, 1999.11. -- (タンタンの冒険旅行 ; 17)
  • 金のはさみのカニ / エルジェ[他]. -- 福音館書店, 2003.9. -- (タンタンの冒険旅行 ; 18)
  • シドニー行き714便 / エルジェ[他]. -- 福音館書店, 2004.5. -- (タンタンの冒険旅行 ; 19)
  • タンタンアメリカへ / エルジェ[他]. -- 福音館書店, 2004.12. -- (タンタンの冒険旅行 ; 20)
  • タンタンソビエトへ / エルジェ[他]. -- 福音館書店, 2005.9. -- (タンタンの冒険旅行 ; 21)
  • タンタンのコンゴ探険 / エルジェ[他]. -- 福音館書店, 2007.1. -- (タンタンの冒険旅行 ; 22)

アナザー・パラダイムシリーズ

  • 30デイズ・ナイト / スティーブ・ナイルズ,ベン・テンプルスミス[他]. -- マイクロマガジン社, 2005.10. -- (アナザー・パラダイムシリーズ)
  • 30デイズ・ナイト:リターン・トゥ・バロウ / スティーブ・ナイルズ,ベン・テンプルスミス,チー,ジョシュ・メドース[他]. -- マイクロマガジン社, 2005.11. -- (アナザー・パラダイム・シリーズ)
  • ダーク・デイズ / スティーブ・ナイルズ,ベン・テンプルスミス[他]. -- マイクロマガジン社, 2005.10. -- (アナザー・パラダイムシリーズ)

ニール・ゲイルマン

  • サンドマン. 1 / ニール・ゲイマン[他]. -- インターブックス, 1998.4
  • サンドマン. 2 / ニール・ゲイマン[他]. -- インターブックス, 1998.6
  • サンドマン. 3 / ニール・ゲイマン[他]. -- インターブックス, 1998.8
  • サンドマン. 4 / ニール・ゲイマン[他]. -- インターブックス, 1998.11
  • サンドマン. 5 / ニール・ゲイマン[他]. -- インターブックス, 1999.6
  • デス / ニール・ゲイマン[他]. -- インターブックス, 1999.1

アート・スピーゲルマン

  • マウス / アート・スピーゲルマン[他]. -- 晶文社, 1991.7
  • マウス. 2 / アート・スピーゲルマン[他]. -- 晶文社, 1994.8
  • 消えたタワーの影のなかで / アート・スピーゲルマン[他]. -- 岩波書店, 2005.9

フランク・ミラー

  • Sin city : 罪深き町 ノーカット完全邦訳版/ Frank Miller[他]. -- ビクターエンタテインメント, 1994.12
  • シン・シティ:ハード・グッドバイ / Frank Miller[他]. -- ジャイブ, 2005.9. -- (Jive American comicsシリーズ)
  • シン・シティ:ビッグ・ファット・キル / Frank Miller[他]. -- ジャイブ, 2006.5. -- (Jive American comicsシリーズ)
  • バットマン:イヤーワン / Frank Miller[他]. -- ジャイブ, 2005.6. -- (Jive American comicsシリーズ)
  • バットマン:ダークナイト・ストライクス・アゲイン / Frank Miller[他]. -- ジャイブ, 2005.6. -- (Jive American comicsシリーズ)

アラン・ムーア

  • バッドマン:キリングジョーク / アラン・ムーア. -- ジャイブ, 2004.3. -- (Jive American comicsシリーズ)
  • リーグ・オブ・エクストラオーディナリー・ジェントルメン. v.1 / [アラン・ムーア]. -- ジャイブ, 2004.3. -- (Jive American comicsシリーズ)
  • リーグ・オブ・エクストラオーディナリー・ジェントルメン. v.2 / [アラン・ムーア]. -- ジャイブ, 2004.11. -- (Jive American comicsシリーズ)
  • Vフォー・ヴェンデッタ / アラン・ムーア[他]. -- 小学館プロダクション, 2006.5

コミック・ザ・ナム

  • コミック・ザ・ナム. 1 / ダグ・マーレイ[他]. -- 並木書房, 1991.4
  • コミック・ザ・ナム. 2 / ダグ・マーレイ[他]. -- 並木書房, 1992.5

エンキ・ビラル

  • モンスターの眠り / エンキ・ビラル[他]. -- 河出書房新社, 1998.12
  • 不死者のカーニバル / エンキ・ビラル[他]. -- 河出書房新社, 2000.11. -- (ニコポル三部作 ; 1)
  • 罠の女 / エンキ・ビラル[他]. -- 河出書房新社, 2000.12. -- (ニコポル三部作 ; 2)
  • 冷たい赤道 / エンキ・ビラル[他]. -- 河出書房新社, 2001.1. -- (ニコポル三部作 ; 3)

ブラックサッド

  • ブラックサッド / フアン・ディアス・カナレス[他]. -- 早川書房, 2005.8
  • ブラックサッド / フアン・ディアス・カナレス[他]. -- 早川書房, 2005.7

その他

  • 夢の国のリトル・ニモ / ウィンザー・マッケイ[他]. -- PARCO出版局, 1976.9
  • ゴーストワールド / ダニエル・クロウズ. -- Presspop gallery, c2001
  • アメリカン・スプレンダー / ハービー・ピーカー. -- ブルース・インターアクションズ, 2004.8
  • ブーンドックス / アーロン・マッグルーダー[他]. -- 幻冬舎, 2004.8

その他一般書(boxmanさん紹介)

  • バットマンの英会話 / ジェームズ・ロビンソン[他]. -- ジャパン・ミックス, 1993.10
  • 恐竜デカの英会話. -- ジャパン・ミックス, 1993.11
  • メタルビキニの英会話. -- ジャパン・ミックス, 1993.12

ナンシーちゃん

  • ナンシーちゃん. 第1集 / アーニー・ブッシュミラー[他]. -- 立風書房, 1971
  • ナンシーちゃん. 第2集 / アーニー・ブッシュミラー[他]. -- 立風書房, 1971
  • ナンシーちゃん. 第3集 / アーニー・ブッシュミラー[他]. -- 立風書房, 1971
  • ナンシーちゃん. 第5集 / アーニー・ブッシュミラー[他]. -- 立風書房, 〔1972〕
  • ナンシーちゃん. 第4集 / アーニー・ブッシュミラー[他]. -- 立風書房, 〔1972〕

猫のガーフィールド

  • 偉大なガーフィールド / ジム・デイビス[他]. -- 誠文堂新光社, 1981.6
  • またまた太ったガーフィールド / ジム・ディビス[他]. -- 誠文堂新光社, 1981.9
  • どはずれガーフィールド / ジム・デイビス[他]. -- 誠文堂新光社, 1982.6
  • 計量中!ガーフィールド / ジム・デイビス[他]. -- 誠文堂新光社, 1982.9
  • ガーフィールドがやって来た! / ジム・デイビス[他]. -- 誠文堂新光社, 1983.10
  • ガーフィールドおじいちゃんに再会 / ジム・デイビス[他]. -- 誠文堂新光社, 1984.9
  • ガーフィールド月曜日なんて大嫌い / ジム・デイビス[他]. -- 誠文堂新光社, 1984.9
  • ガーフィールドいじわる大作戦 / ジム・デイビス[他]. -- 誠文堂新光社, 1984.10
  • ガーフィールドねずみなんか捕るもんか / ジム・デイビス[他]. -- 誠文堂新光社, 1984.10
  • ガーフィールド. vol.11 / Jim・Davis[他]. -- 研究社, 1991.6
  • ガーフィールド. vol.12 / Jim・Davis[他]. -- 研究社, 1991.6
  • ガーフィールド. vol.13 / Jim・Davis[他]. -- 研究社, 1991.6
  • ガーフィールド. vol.14 / Jim・Davis[他]. -- 研究社, 1991.6
  • ガーフィールド. vol.15 / Jim・Davis[他]. -- 研究社, 1991.6
  • ガーフィールド. vol.16 / Jim Davis[他]. -- 研究社, 1992
  • ガーフィールド. vol.17 / Jim Davis[他]. -- 研究社, 1992
  • ガーフィールド. vol.18 / Jim Davis[他]. -- 研究社, 1992
  • ガーフィールド. vol.19 / Jim Davis[他]. -- 研究社, 1992
  • ガーフィールド. vol.20 / Jim Davis[他]. -- 研究社, 1992

ブロンディ

  • ブロンディブックス. 1 / チック・ヤング[他]. -- ツル・コミック社, 1971
  • ブロンディブックス. 2 / チック・ヤング[他]. -- ツル・コミック社, 1971
  • ブロンディブックス. 3 / チック・ヤング[他]. -- ツル・コミック社, 1971
  • ブロンディブックス. 4 / チック・ヤング[他]. -- ツル・コミック社, 1971
  • ブロンディ. 1 / チック・ヤング,ディーン・ヤング,ジム・レイモンド[他]. -- 朝日イブニングニュース社, 1977.3
  • ブロンディ. 2 / チック・ヤング,ディーン・ヤング,ジム・レイモンド[他]. -- 朝日イブニングニュース社, 1977.3
  • ブロンディ. 3 / チック・ヤング,ディーン・ヤング,ジム・レイモンド[他]. -- 朝日イブニングニュース社, 1977.4
  • ブロンディ. 5 / チック・ヤング,ディーン・ヤング,ジム・レイモンド[他]. -- 朝日イブニングニュース社, 1977.6

ピーナッツ(スヌーピー)

324件あるためリスト省略 最古のもの

  • 00スヌーピー / チャールズ・シュルツ[他]. -- ツル・コミック社, c1967. -- (ピーナツ・ブックス)
  • ピーナツ・ブックス. 第2巻 / チャールス・M.シュルツ[他]. -- 鶴書房, 1969

ドナルド・ダック

  • あつあつデージー・ドナルドダック / ウォルト=ディズニー[他]. -- 講談社, 1977.7. -- (ドナルド英語コミック文庫)
  • ドナルドダックの優雅な生活 / ウォルト=ディズニー[他]. -- 講談社, 1977.5. -- (ドナルド英語コミック文庫)
  • ドナルドダックスペシャル / 月曜社. -- 講談社, 1985.7

ミッキーマウス

  • ちょっときどってミッキーマウス / ウォルト=ディズニー[他]. -- 講談社, 1976. -- (ミッキー英語コミック文庫 ; 1)
  • ミッキーマウスの片思い / ウォルト=ディズニー[他]. -- 講談社, 1976. -- (ミッキー英語コミック文庫 ; 2)
  • ファイトでいこうミッキーマウス / ウォルト=ディズニー[他]. -- 講談社, 1976. -- (ミッキー英語コミック文庫 ; 3)
  • 西部の男さミッキーマウス / ウォルト=ディズニー[他]. -- 講談社, 1977.1. -- (ミッキー英語コミック文庫 ; 6)
  • 恋はスポーツカーでミッキーマウス / ウォルト=ディズニー[他]. -- 講談社, 1977.1. -- (ミッキー英語コミック文庫 ; 7)
  • 春だデートだミッキーマウス / ウォルト=ディズニー[他]. -- 講談社, 1977.2. -- (ミッキー英語コミック文庫)
  • ミッキーマウススペシャル / 月曜社. -- 講談社, 1985.7
  • ミッキーマウス名作漫画集. v.1. -- エグモント・ジャパン, 1998.12
  • ミッキーマウス名作漫画集. v.2. -- エグモント・ジャパン, 1998.12

PS3のハードディスク換装&システム・アップデート2007/01/17 00:14

新宿では見当たらなかった160GBの2.5inchシリアルATAの日立製HDを池袋(ビックカメラ)で見つけて購入(HTS541616J9SA00)。

PS3のHDを換装してみました。

HDの留めはネジひとつ。簡単に取り外せます。マウンタの4つと合わせて五つのネジを外して付けるだけです。

フォーマットもあっさり完了。20分もあれば楽々です。

LANケーブルも買ってきたので,ルータにつないでシステムアップデート。

ダウンロードに時間が掛かります(ADSLだし)。カセットの信長の野望のようです。その間に余裕で別のことを済ませられます。

アップデートも時間が掛かります。も一つ用事を済ませられます。

ということで,システムも1.3に上がりました。ゲームはまだ1個だけですし,ブルーレイのソフトもありませんが^_^;。

Wii優勢?2007/01/10 00:42

昼間にビックカメラに寄りましたら,PS3は2種類とも在庫がありましたが,Wiiは品切れでした。

PS3は早くもダブつき気味でしょうか。

売り場ではほとんどの人が関心のない様子でした。

PS3北米では100万台いったようです。

SCEA、「プレイステーション 3」北米で100万台出荷@Game WATCH

日本ではWiiに水をあけられている模様。

◆[[任天堂「Wii」の販売台数、プレステ3の倍以上:http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20070109i211.htm ]]@YOMIURI ONLINE(読売新聞)

ネタ元のエンターブレインではWiiが100万台突破の報も

Wiiの販売台数が早くも100万台突破 ファミ通調べ@ファミ通.com

日本ではXbox360が蚊帳の外になっているのがちと悲しいです。と言ってるアタクシもHD DVD版が出るかもと思って買い控えてしまっているのですが^_^;。

買ってしまったガンダム無双駆動用機械2007/01/07 02:06

またもや,ヨドバシカメラでPS3が今度は20GBモデルと60GBモデルが売っておりました。

でも,誰も買っていかない…。Wiiは売り切れです。

さて,話は変わりますが,バンダイナムコゲームスと光栄が組んでガンダムで無双シリーズをやるということが,しばらく前に発表されておりました。

その“ガンダム無双”の画面写真がGAME Watchに出ておりましす。

私が気に入ったのはこのスクリーンショット うじゃうじゃとザクやジムがいます。戦場感はありません。ガンダムゲーとしてはガンダム成分が少なくてきつい感じがします。

ちなみに,ガンダム無双公式サイトでもスクリーンショットは見られます。

で,これはPS3用なんですね。

これをやるためには,動かす機械が要る!!

ということで,買ってしまいました。

重い!重かった!通販がおススメです。

PS2からデータ移そうとしたら挿すとろがない。裏にもない。別売りのアダプターが必要でしたorz

しょうがないので同時購入した『機動戦士ガンダム ターゲット イン サイト』(バンダイナムコゲームス)をやってみました。

連邦軍になって,さあ最初のミッション。

五回やり直しましたorz ザク強ぇえ!ジム弱ぇえ!

今回は部分的破損の要素が入っています。

その結果何が起こるかというと,右手が破損すると,攻撃がほとんどできなくなります^_^;。

最初に起こったのは,気付いたら手首から先がないという現象でした。

撃とうとしたら,弾が出ません。あれ?と思ってよく見たら,銃がありません。それどころか,手首から先がありません。

そうなると,ビームサーベルも抜けません。

蹴りも体当たりもありませんので,攻撃に困ってしまいます。

その為か左手に持った楯で近接攻撃できるようなっています。

ひたすら,楯で殴りまくり。

壊れるのは相手も同じ。両手と頭を無くしたザクが戦場を亡霊のごとくうろうろしていたりします。ホンとに歩いてます。初めて見たときはびびりました。

最後までやる根性……あるかなぁ。

PS3高い方が人気?2007/01/01 21:21

昨年,暮れも暮れの12月30日の夜ににたまたま新宿ヨドバシカメラに立ち寄りましたら“PS3 20GBモデルあります”の張り紙が。

別のゲーム(「監修 日本常識力検定協会 いまさら人には聞けない 大人の常識力トレーニングDS」)を買うために15人くらい出来ている列に並んでいたら,確かにレジの後ろにPS3の箱が見えます。

次々に買っていかれるかと思いきや,誰も買いません。

あっ,ハードを買う人がいると思ったらPS2でした。

私のところまでPS3を買った人は皆無。

はてさて,みんな60GBのモデルを待っているのか,PS3自体に関心がないのか興味深いところでございます。