レッシグたんを見に行ってきました その1 ― 2006/03/28 02:12
レッシングたんが出るというので(笑),国立情報学研究所のシンポジウムへ行ってきました。
CCJPシンポジウム 『誰でも簡単に使える著作権表示』の未来について考えるは時間の都合でいけませんでした。
午後のNII 国際シンポジウム「知的情報の流通と学術・文化の発展に向けて」のみ聴講。
レッシグ教授の講演
ROとRW
- RO(ReadOnly)
- 消費する文化
- ITunes,Amazon(ページ単位の切り売りなど)
- RW(Read Write)
- 再作成
- 大勢の人が参加出来る
20世紀:アートがプロに閉じ込められた→一般の人は受容するだけ
著作権法がROの文化を支える。
ただし,著作権法では完全には管理できない。
→本の“利用”は規制されていない。
例えば,本は読む・あげる・売る・枕にすることが出来る。
アナログではほとんどの使用が自由であるが
デジタルでは使用の制限が可能となる。
ROに対してRWを与えることが出来る。
アメリカではAMV(anime music video)というものがある。
例として,「彼氏彼女の事情」と「吸血鬼ハンターD」を題材に使ったものを紹介。
その他おなじみのAtmoの“Bush/Blair love duet”などを紹介。
注)音楽にアニメの映像を編集して当てはめたもの。日本で言えばマッドビデオ。
参照:Wikipedia
このようなRW文化はアメリカでは違法とされる。
問題は技術ではなく著作権法である。著作権法の廃止ではなく,再調整が必要である。
クリエイティブ・コモンズについて
アメリカでは著作権法の改定は不可能だろう(改定を口にすると共産主義者と言われるだろう)。
だから,民間で出来ることをやる。それがCreativeCommonsである。
CCのライセンスは3層からなる。
- 第1層:人間が読むもの
- 第2層:弁護士が読むもの
- 第3層:機械が読むもの
ライセンスは増加している(3年間で4万3千件になった)。
新分野:Science Commons
知識の共有。論文を誰でも使えるようにする。
CCはプログラムでなくインフラである。
例)
- 相互運用性(INTEROPERABILITY)
- 一つのライセンスの生成で複数の国の利用許諾条項を生成する(iCommons)。参照: CC in Review: Lawrence Lessig on Compatibility
- 似たライセンスと相互運用できるようにする
- 商用サイトへのリンク
- 商用利用を望むのなら該当する団体のサイトへのリンクを表示する。
CC<>Free Culture Movement(あるいはCC!=Free Culture Movement)
目的と手段が異なる。
CCは著者の権利を手助けするものである。
ROとRWの両方に対応しようとしている。
その他の講演等については明日書く予定
最近のコメント